芸人さんを呼んでみる価値はあるのか?
二次会幹事なら一度は考える芸人の二次会投入についてここでは解説します。
なんてったって、費用と手間がかかりますので、新人幹事さんにはキビシイ課題ですが、そのサプライズと盛り上がりは強力ですので、予算に余裕がある場合は、検討してみてください。
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お金がかからないラッキーなパターン
まず、参加者に芸人がいる場合があります。超ラッキーなパターンです。お願いすればタダでネタをしてくれます。
しかし、さすがに超有名人がいることは稀で、吉本の無名芸人や売れないマジシャンなんかがいいところです。
無名でもテレビで活躍中の○○さんです!みたいに紹介すると、名前を知らない芸人さんでもゲストは盛り上がってくれます。
さすがにそれで飯を食っている芸人さんは、ネタもしゃべりもうまいのでマイクを握らせると爆発的に盛り上げてくれます。
芸人でなくても
また、芸人でなくてもピアニストやダンサー、詩吟の先生などエンターテイナー的な仕事をされているゲストもいますのでしっかり確認しましょう。
一度、バレエをしている新婦の友人に余興でバレエを披露してもらいましたが、会場はステキな雰囲気に包まれました。
なお、素人がやって一番スベらないのは楽器の演奏です。予算的に難しいけど雰囲気のいい余興をしてほしい場合は、友人に楽器の演奏ができる人がいないか探しましょう。
逆に、素人がやって最もスベりやすいのがモノマネです。自信満々の友人が名乗り出たとしても丁重に断りましょう。
芸能人派遣会社に依頼する
さて、ゲストに芸人がいない場合は、芸能事務所や仲介業者に依頼することになります。個人交渉しても、だいたい前金100%ですが、ちゃんと相手にしてくれます。ネットで気軽に問い合わせもできる芸能事務所も増えています。
費用は、目安として
- 0~20万:無名のモノマネ芸人やマジシャン、ヒーローショーなど
- 20~40万:名前を聞いたことがある気がする芸人
- 40~60万:知っている芸能人
- 60万以上:有名芸能人
といった感じです。この時点で自動的に無名のモノマネ芸人やマジシャンしか呼べないことがわかります。
地方に芸人を呼ぶ場合は、さらに交通費・宿泊費がギャラにプラスでかかることになります。よって費用的にさらに厳しくなります。
二次会の会費で費用を捻出するのは基本的に不可能だと思った方が良さそうです。
費用を安く抑えるには?
まず、都内・名古屋・大阪・福岡など会場直近の芸能事務所と交渉します。仲介業者ではなく、自前で芸人を抱えている芸能事務所でないと安くなりません。最近はネットでカンタンに見積もりしてくれる事務所もたくさんあります。
ネットや電話で、日時・予算を伝えるとその日出演が可能な芸人や予算内での費用を教えてくれます。※芸人さんを指名する場合は最低2カ月以上前に予約しないとスケジュール調整は厳しいです。
最近は不況のせいか、芸人の指名がなければ予算5万円でも暇な芸人を派遣してくれます。そして普通に電車に乗って芸人さんはやってきます。
芸人さんと個人的にSNSで出演交渉することはできるか?
基本的に名前の売れているような芸人さんは、芸能事務所に所属しているので個人で仕事を受けることはNGになります。
やっているのが会社にバレると、大変なことになってしまうので無理と考えましょう。
可能性があるのは、・芸能事務所に所属せずに活動している芸人さん、もしくは・個人事務所(自分で自分の芸能事務所を経営している芸人さん)になります。
ツイッターやフェイスブックなどでオファーをしてみると、相談に乗ってくれる場合もあります。ただし、個人からのオファーだとわかると、もめ事が発生するのを嫌って無視される可能性も高まります。
断られるのを承知の上で、ダメ元でオファーしてみるのもアリかと思いますが、失礼の無いようにしましょう。
コラム:芸人さんへの気遣い
芸人さんを呼んだときに注意しなければならないことがあります。それは、楽屋(控室)を準備することです。無名であっても、芸人さんは衣装に着替えたり、メイクをすることが多いので必ず必要です。
二次会の会場などでは準備が難しい場合がありますが、なんとかしなくてはなりません。どーしても準備できない場合は、会場の近くに車を用意して、車内を楽屋に使ってもらうという技を用います。
楽屋には、お弁当(幕の内系千円相当)とペットボトルのお茶と水両方を用意しておきます。あと、「本日はよろしくお願いいたします。 スタッフ一同」とメモでも添えておきましょう。
これで、段取りが悪くても、芸人さんは気持ちよく仕事をしてくれて、パフォーマンスもよくなります。ちょっとした心遣いができるかどうかが、幹事としての資質なのかも知れません。
POINT