艶やかな色気のある男前な机を目指して
時間を節約するのであれば、塗装を省いてしまえば1日でできてしまうのでツヤを求めない方は気楽に読み飛ばしてもらえればOKです。
ワタクシは色男ですので、今回も最上級のツヤを目指して塗装をしていきます。
完成してから思いましたが、ここまで労力をかける必要もないですね。ええ。
スポンサーリンク
今回の塗料
今回、塗装に使ったのはカンペハピオのオイルステインAウォルナット1.6Lです。アマで3千円ほどしました。
ワトコオイルやブライワックスも検討したのですが、信頼の日本製をチョイスです。
廃材のリビングテーブルの脚の色がウォルナットなので、その色に合わせる作戦です。
経験上、量が足りなくなるので大容量のモノにしましたが、こんなにも要らなかったですね。
とにかく、塗ってみます。
で、こんな感じになりました。予想していたよりも色が濃いです。茶色というよりも黒に近い感じです。
乾いたら薄くなるのかと思いましたが、乾いても濃いままでした。水性の塗料だと乾けば薄くなるのですが、油性はならんです。
乾く前に布で拭く作戦もアリでしたが、なんとなくボケっとしているウチに乾いてしまいました。
で、乾いたところ、焼杉みたいな感じになっていました。このままでは濃過ぎるので失敗です。
色が薄ければ重ね塗りでカンタンにカバーできますが、濃すぎた場合はなかなかリカバリーが難しくなります。
かといって、黒すぎて木目がキレイに浮かばないのもカッコ悪いので、今回は、塗装が乾いてからヤスリをかけて表面の塗料を落とす作戦でいきます。
で、やってみたところがこんな感じです。
わかりにくいので、左がヤスリをかけたもの、右がかかっていないものです。
ヤスリをかけると、確かに色は薄くなって、木目がよく見えるようになったのですが、ビミョーに元の木の色が浮かびあがって来てマダラな色になってしまいました。
コレを渋いととるか、ダサいととるか、判断が分かれるところだと思いますが、ワタクシはそのまま突き進むことにしました。
たぶん、10人中3人くらいは支持してくれると思います。
色が濃くなりすぎるのを防ぎたい場合は、もっと薄い茶色を選択すれば良いと思います。カンペハピオの同じシリーズで言うとオークとかになるかと思います。
突き進むことを決めたので、他の木材もすべてヤスリをかけて表面の塗料を落として、木目を際立たせてみました。
1×4材の方は、塗料を良く吸っていたようで色も濃く出ていました。
ヤスリをかけてもそこまで色が薄くならなかった感じですが、もう、気にしません。
再利用のワインの木箱の7ミリ厚の板材を加工
ついでに、廃材利用のワインの木箱の板材を必要な寸法に切り出しておきます。
前回、塗装もニス塗りもしてあるのですが色味を合わせるために粗目のヤスリで塗装をキレイに剥がしておきました。
そいでもって、イチから同じ塗料で色塗りしました。
ニスで艶のある男に
塗装が終ればスプレーニスでニス塗りです。
前回と同じワシンのスプレーニスを吹き付けていきます。
上にガラスの天板を置く予定なので、1×4材の方にニスを塗る必要はないっちゃないのですが、木を傷から守ったり、水分を吸いにくくするのには意味があるのでニスを塗ることにしました。
シンナー臭くてご近所さんから苦情を言われそうですが、気合でスプレーしていきます。
1回目のスプレーが終わったところで全然ツヤが出ていないのがわかります。
もしかして、また失敗?と思いがちですが、スプレーニスは3回くらい上塗りしないとツヤツヤになりません。
もちろん、一気に厚くニスを吹き付けて手間を省くこともできなくはないですが、厚塗りすると液ダレが発生するキケン大なのでやめた方が良いです。
1度目が終われば、200番台くらいのヤスリでならして、2回目のニス塗りへ。
2度目のスプレーを吹き付けているときにトラブル発生です。小雨が降ってきました。
ある程度乾いた状態ならば少々濡れても弾きますが、今回、スプレーをした直後に待っていたかのように小雨が降ってきてせっかくのニスを台無しにしてしまいました。
慌てて拭いたりしたくもなりますが、こうなってしまうと拭いても余計にキタナくなること間違いナシですので、一旦乾くまで待ちます。
ニスが乾いたら、小雨でポツポツの模様ができてしまった表面をヤスリで削って痕跡を消していきます。
これでなんとかリカバリーできました。ニス塗りは晴れた日にやりましょう。
小雨のせいで2度目のニスが台無しになったので3度目です。2度目のニスは小雨の跡がなければ、300~400番台のヤスリでならしておいてください。
ヤスリがけを甘く見て適当にヤスリをかける人がいますが、それが失敗の元です。キレイなツヤを目指すのであれば、ちゃんとヤスリをかけましょう。
左の写真が3度目のニス塗りが終わったところ、右が3度目が乾燥した状態です。写真でもわかるくらいにツヤが出て来たのがわかると思います。
艶やかさに満足できればこんな感じでニス塗りは終了となります。男前になりましたか?
続き⇒組み立て、そして伝説へ