両サイドの立板もダボ継ぎ
3日目に入り、疲れすぎてやる気を失っております。写真を撮るのもおっくうになってきました。
横板に続き、サイドの柱部分です。当初、おしゃれなデザインを考えていたのですが、メンドクサイという気持ちに負けて、味気ない形になってしまいました。
写真通り、2本の板をダボで組んだだけです。集中力がなくなってきた結果、なんだか隙間がたくさんできてしまいました。
ダボ継ぎの欠点でもありますが、穴を垂直にキレイに開けていないと、思わぬズレが生じて木と木の間に隙間ができてしまったりします。
元々、2×4材は反っているモノも多いのである程度は仕方ないところであります。
終わらない作業、反る木材
隙間を無くすためにベランダの物干し竿の土台のコンクリートブロックを重しにして、立板に試練を与えております。
が、結局、隙間が埋まることはありませんでした。ウチの嫁との間にできたモノと同じような感覚ではあります。まぁ、完璧な人がいないように、木も完璧なモノなどありませんよ。長い年月をかけて、ゆっくりと柳の木のように流されるのが強さであります。
ちなみに、横板の方も接着して乾燥させたところ、見事に反ってきました。接着するまでそんなでもなかったのですが、接着すると反り始めることも普通のようです。
やっとこ色塗り開始
ついに色塗り開始であります。
今回、ステインという流行の塗料で着色します。ステインとは歯につく汚れみたいなもんで、木目はそのままで古めかしく汚して逆に味を出すという塗装方法です。
まずは、立板を塗ってみました。塗装に使ったのは
この水性ステイン、オールナットです。
風合いがわからなかったので、試しに塗るために小さいのを買いましたが、結局、量が足らなくなったので初めから大きいのを買ったほうがよかったです。
一度でダメなら二度塗る
1回目を塗り終わって乾燥させたところ、思ったような深い色合いが出なかったので、二度塗りであります(右が一度、左が二度塗りしたもの)。
木にもよると思いますが、基本的に2回ぐらい塗った方がこのオールナットみたいな色は、味わいが出てよいかと思います。
下段と中断の間の仕切り板も塗っていきます。
ここは、あまり目立たない場所なので、適当にやっちゃいました。
続いて、後ろ側の1×4材です。厚みが2×4材の半分なので1×4材であります。
少し見にくいですが、水性なので結構にじんでくるのがわかります。この木は一度塗りで十分な感じだったので一度しか塗りませんでした。
地味にメンドクサイ作業、ニス塗り
すでにやる気も限界に達しておりますが、ここから大切なニス塗りであります。立板には水性ステインを塗ったので、水性ウレタンニスを塗っていきます。
やることは、ニス塗る→乾かす→ヤスリをかける を3回くらい繰り返します。やすりは400番くらいのを使ってください。この途中のヤスリがけをサボると仕上がりが非常にダサくなります。
ただ、この作業、ホントにメンドクサイです。特にヤスリがけ。サンダーを使うとヤスリがかかりすぎてしまうので手でやるのですが、手が非常に疲れます。そして、写真を撮る気力を完全に奪われます。
なので、できればスプレータイプのニスを使いましょう。こっちの方が仕上がりもキレイなので良いです。詳しくは4日目で説明します。
ウレタンニスは値段も高いので、100円ショップで売っているただの水性ニスを使いたくなりますが、ウレタンのように傷を防いだりする能力が皆無ですので、オススメできません。ここはケチるところではないのであります。