ネコが乗っても大丈夫なキャスター付きテレビ台を2×4材でDIYした件

投稿日:2015年6月4日 更新日:

貧乏人には、なんの楽しみもないゴールデンウィークに、せめてもの抵抗でDIYでテレビ台を作った全記録です。

すでにご存知の方も多いですが、2次会とは、2×4材(ツーバイフォー材)の”2”しか関係ありません。気にしないでください。



今回のテーマ

DIYをする時に禁句である「買ったほうが早い」という意見を無視して、今回、自作を決意したワケはモチのロンでほしいテレビ台が売っていないからであります。

現状のテレビ台は32型のテレビがギリで納まるサイズでして、今、実家にある42型の3Dアクオス君と密かにチェンジするという今回の真の目的を達成するには、どーしても、大きなテレビ台が必要となったワケであります。

そして、我が家の特殊事情として、テレビ台の上はネコのハルさんのお気に入りスペースであり、頑丈な箱型のテレビ台でないとハルさんの怒りに触れるというワケです。

ということで、必要スペックは、

・42型の箱型テレビ台

・ネコが乗っても安全

・子供がぶつかってもケガしない

・ある程度オシャレ

・予算1万円以下

ということになりました。

90センチを超えるとオシャレなラックなくなる問題

必要スペックをすべて叶えるTV台をアマゾンで探し続けること1ヶ月。

すべてを満たすラックは売ってないとの結論に至りました。アイリスオーヤマのメタルラックが一番近かったのですが、メタルラックはどーしてもオシャレ感がなく、木のぬくもり的な要素が足りないということで却下しました。

どうも、幅が90センチを超えると横板の木の値段がグンと上がるようで、すげー高くなるという傾向も判明。2万円出せばそれなりのモノはあるのですが、TVラックに2万円って・・・と躊躇したので、もう自作であります。

たぶん、テレビのサイズが32インチを越えると、幅が90センチを超えるので安全性の問題もあって、木製のラックは売ってないと思われます。

予算を抑えるため、すべて2×4材を使う

さっそく木材の調達にかかります。

紙になんちゃっての設計図を描いて、ホームセンターにGO!です。今回はすべて2×4材で作ります。理由は”安い”の一言であります。

どんくらい安いかというと、今回、3枚使う予定の横板が1100ミリ×267ミリ×38ミリなワケですが、これを1枚の木材で買うと最低3千円くらいはしますが、2×4材で作ると継ぎ目はできてしまいますが、800円くらいです。

この時点で9,000円ー2,400円の6千円以上の節約になります。ただし、デメリットもあって2×4材はそこら中ささくれていたり、割れたり反ったりしているのでキレイな家具にしたりするのには向きません。が、根性でなんとかなる分にはなります。

ちなみに今回調達した2×4材は、

2×4材6F(1820×89×38)×9本(1本298円) 1×4材6F(1820×89×19)×3本(1本198円)

こいつらをカットしてもらって、下の通りのサイズにしました。

2×4材 ・1100×89×38 9本 ・740×89×38 4本 ・267×89×38 4本 ・89×89×38 6本

1×4材 ・1024×89×19 3本 ・267×89×19 2本

一番メジャーな長さが6F(フィート:1820ミリ)なので、その前提で書いておきましたが、お店によっては8F(2438ミリ)とかそれ以上の長さもあるので、上手く買ってカットすればもっと安くなります。ただし、長くなると割れや反りや節のないモノがほぼないので悩むところではあります。

ちなみに、ホームセンターなら大概、1カット50円くらいでカットしてもらえます。モチロン自分でノコギリでカットすることもできますが、間違いなくキタナくなるのでやめときましょう。

ひたすらヤスリがけ

ここから、根性の作業です。ヤスリがけ。ほぼ一日かかります。

そこで登場するのが本日のゲスト一人目、サンダー君です(上の写真)。

10年ほど前に後輩のモリタ君のスバルWRXを借りて乗り回していた時、駐車場の縁石にバンパーをぶつけて割ってしまい、修理のためダッシュでカインズホームに買いに行った想い出の品です。

ところが、長らく使ってなかったのでもう壊れていました。ここで、根性でサンダーを使わずに素手でヤスリがけをする選択肢もあるのですが、その根性がないため、泣く泣く新しいサンダーを購入です。

本日のゲスト二人目、リョービのサンダー、シマホで5千円くらいしました。すでに予算が危なくなってきました。もっと安い聞いたこともないメーカーのサンダーもあるのですが、なんかすぐに壊れそうな気がしたので、こいつをチョイス。

あんまり気にしないタイプの方は2千円くらいの安いのでも良いかと思います。

さて、こいつに布ヤスリをつけてヤスリがけをしていきます。

ご近所さんの迷惑も考えよう

現在、ヤスリがけをベランダでしております。

このサンダー君、とてもウルサいという欠点がありまして、近所迷惑です。家の中でやると部屋中、木の粉だらけになるので大変です。

ワタクシも近所の冷たい視線に耐えながら、写真も撮らずにひたすらすべての木材のヤスリがけを行いました。

最初は、80~100番くらいの荒いヤスリでササクレや角を落として、仕上げに240番くらいで全体をスベスベにしてください。

この作業はサボると仕上がりが非常に悪くなるため、とにかくどこを触ってもスベスベになるようにヤスリを掛けてください。

特に子供がぶつかり易い正面側の角は丸くなるように心がけましょう。ワタクシも角が取れて人として優しくなってきた気がします。が、どこかが割れている気もします。

続き⇒コーナンのあんちゃん、カットのサイズを間違える

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