キャスターの取り付け
キャスターが要らない人はこの工程は無視してもらっても大丈夫ですが、ワタクシは高能力者なので、キャスターの取り付けにかかります。
すでに下穴も開けているのでネジで締めるだけです。
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キャスターはホムセンで色々な種類が売っているので、好きなものを選んでください。
基本的にキャスターが大きくなれば、耐荷重も大きくなります。今回使っているのは車輪の径が70ミリくらいなので、耐荷重は1個40キロくらいでしょうか?4個で120キロの耐荷重なので、イマイチ不安が残ります。
できれば、もう少し径の小さいモノを6個くらいつけたほうが安定性は増すと思いますが、今度は動かしにくくなるので考え物です。
ちなみに前側2つにはストッパー付きのキャスターをつけるのはマストです。つけなければ地震で動きまくってネコが轢かれることになるでしょう。
100円ショップでも売っていますが、しっかりしたモノでないとボキッと逝ってしまうので、ホムセンでしっかりしたモノを買いましょう。壊れると非常に危険です。
ネジは予算削減のため、道具箱に入っていた適当な木ネジを使います。40ミリくらいの長さがあれば十分でしょう。
ワッシャも1個3円くらいでコーナンで売っています。100円ショップでもワッシャセットみたいなのが売っているのでそんなんで十分です。
長いほうに使った、珍しい形のワッシャはローゼットワッシャというらしいです。コーナンでワッシャを物色していたところ発見したのでうれしくなって買ってみました。 ワッシャコノヤロー。
ローゼット君は、ネジの頭を微妙に隠してくれる機能が付いています。ワッシャ業界も頑張っていると思います。
こっちは普通のワッシャです。これで十分であります。
2×4材TV台の匠による仕事の全貌
ワタクシの脳内には今、リフォームビフォーアフターのあの音楽が流れております。
なんとか、ここまで辿り着きました。
横から見たところ。特にデザイン性を追及しない匠。
特に強度を考えない危険な設計。
愛ネコのハルさんの評価は星一つ☆でした。
ムリしてキャスターを付けた結果www
キャスターの具合を確かめてみたところ、動きはスムーズで何の問題もないように思えました。
しかし、ハルさんがジャンプして飛び乗ると揺れる揺れる。震度2くらい揺れます。
元々、幅が27センチしかないラックなので安定性が非常に悪いことに気がつきました。スペースは取らないのですが、安定性に欠けます。
これをトレードオフの関係というのかはどうでもいいですが、キャスターを付けたことによってさらに安定性が損なわれているようです。
できれば、キャスターをつけない方が死亡率が下がるのは確実なようです。
気になる製作費用
途中から考えるのが怖くなってきたので、考えないようにしてきましたが、最後にかかった費用を計算します。
・木材 3,276円 ・キャスター4個 2,000円 ・塗料 水性ステインオールナット300ml 1,078円 水性ウレタンニス透明クリヤー130ml 891円 油性ステインけやき300ml 1,050円 油性スプレーニス透明クリヤー 1,490円 ・道具 木工用ドリルショートビット8mm 761円 ドリルストッパー 648円 ツーバイフォー定規 972円 マーキングポンチ 446円 リョービサンダー 4,776円 ・消耗品 木ダボ200個 880円 ハケ3本 280円 布ヤスリ色々 400円 木ネジ・ワッシャ 400円 木工用ボンド 200円 養生テープ 118円
計 19,666円
サンダーを持っていれば 14,890円 さらにキャスターを付けなければ 12,890円
完全に予算オーバーの結果になりました。なんてこった。このTV台、趣味で楽しむ以外の目的で作る意味はほぼ無い様な気がします。
ただ、無垢の木の風合いがキレイに出るので、2万円くらいの家具に見えなくもないというのが唯一の良いところです。