キャスターの下穴を開ける
テレビ台にキャスターは必要だとワタクシは思います。
テレビの裏は配線だらけでホコリもたまり易いので、掃除の度に動かすもんです。キャスターのないテレビ台を使う人の気持ちがわかりません。
ということで、今回もキャスターを付けます。その結果はすぐにわかることとなります。
キャスターの台座をなぜかダボで付ける
5日目に入り、すでに意識はもうろうとしております。なぜだか、キャスターの台座を6個もダボを使って取り付けるという工法を採用しました。姉歯先生ものけぞっていることだと思います。
この台座の1×4材も長さがちょっと足りていません。実は、買い忘れていて買い足すのがメンドクサく、この微妙な長さの端材が1枚30円で売っていたので、それを買ってきました。最後の方になるといい加減な仕事になる典型例であります。
キャスター自体はネジ止めするので、ネジ穴に予め下穴を開けておきます。2×4材をネジ止めする場合は、下穴を開けないと必ずといっていいほど、割れが出るのでこの作業だけはサボらないでくだされ。
キャスターの取付けは後回しにして組立再開
先にキャスターをつけてしまうと組立がやりにくくなるので後回しです。
まずは下段と中段を組みます。なんのことはなく仕切り板を配置していきます。ダボ穴はツーバイフォー定規でサクサクマーキングして、穴を開けていきます。
中段はテレビが乗って一番荷重を受けるので、仕切り板を多めに配置しました。現状で使っているテレビ台はこの仕切り板がないため、板がたわんできて静かなるドンの単行本100巻から108巻の8冊で補強するという情けない状態でありました。
このため、静かなるドンを読み直そうと思っても読めないというのが、一番の悩みだったワケです。
調子に乗ってダボ継ぎし過ぎてダボがなくなる
立板も組立にかかります。
このあたりで100個あった木ダボがなくなりました。調子に乗りすぎました。そして200個ものダボ穴を開けたワケでもう腕が筋肉痛です。
ただ、このダボ継ぎの要領がかなりわかってきたので、さすがに上手くできるようになりました。木がずれたり反ったりしている場合は、現物に上手く合わせてダボ穴を開けた方がキレイに仕上がる気がします。
両サイドに立板を立てて、後ろ側の1×4材を付けていきます。
痛恨のミス
慣れてきた時に起こるのがミスであります。今まで順調にダボ穴を開けていましたが、ついに修正ができない場所に穴をあけてしまいました。
そんなこともあります。心にぽっかり開いた穴なら恋で埋めることはできますが、木に開いた穴は埋めても跡が残ってしまいます。
ワタクシは、ここは自分への戒めとしてこの穴をそのまま残すことにしました。なぜかサラリーマン時代に酔って上司の頭を太鼓のバチでドツいたことを思い出しました。
終わったことは忘れてどんどん組み立てていきます。
この後ろの板は強度的に意味が無いような気がしています。
本来なら、もっと強度的にナイスな組み方があると思いますが、メンドクサイ作業はしない!というポリシーに則って設計しております。
大丈夫です。姉歯大先生のマンションは地震で倒壊しませんでした。
台座を乗せて波に乗る
やっとこ最終組立まで辿り着きました。長かったです。
ここは慎重に位置合わせをしました。マーキングポンチを使うのも良いと思います。
組立をしていくと徐々にズレが出てくるので帳尻を合わせる必要が出てくるかも知れません。厳密に組もうと思うと、どうしてもムリが出てくるので、ある程度いい加減に組み立てましょう。少々のズレがあったところで大して目立たないので大丈夫です。
天板側をひっくり返して先に組んで、最後にすでに組んでおいた下段と中段ユニットを乗っけます。
100人乗っても大丈夫?
台をひっくり返した状態で組み上がりました。
上手くはまらなければ、端材を当てて上からカナヅチで狂ったように叩きます。
隙間がある程度埋まれば、上に乗って波乗りの練習をしましょう。強度の確認にもなりますので。
100人乗ったらどうなるかわかりませんが、ワタクシが乗ったところ、あと3人ぐらいは乗っても大丈夫なくらいの強度になっていました。
普通は、1×4材の厚み19ミリの横板でも十分な強度なのですが、そこをあえて2×4材にして頑丈にした甲斐がありました。