最近、式場で披露宴をやらず1.5次会を幹事代行屋さんに任せてレストランなんかでしてしまうという話をよく聞くようになってきました。
このサイトができた6年前はまだ幹事代行屋さんもできたばかりで、なんとも言えない状況だったのですが、そろそろ、「どこの業者がいいのよ?問題」について切り込もうと思います。
友達に負担をかけたくないから幹事代行屋さんを使うべきなの?
回答:負担に感じるか、感じないかは友達の主観なのでわかりません。頼もうと思う友達に聞いてください。
一番最初にこの疑問があります。ワタクシは幹事をするのは好きなのでまったく負担じゃないですよ。新郎新婦さんの経験上、幹事をしてとても嫌な思いをしたことがあるから、みんなそうだろうと思っているかもしれませんが、そんなことはございません。
景品を買う時に、ポイントが貯まるから嬉しいというワタクシの友人のような人もいますし、人それぞれです。まずは、友達に聞いてみてください。
気を使って無理に引き受けられたら・・・と心配するのは、あなたがとても気の優しい性格か、友達がとても気の優しい性格かどちらかかと。まずは、
「仕事が忙しいなら無理に引き受けてくれなくていいよ~」
と前置きして聞いてみてはいかがでしょうか?
ちなみに気の優しい友達は、自分がおもてなしされるよりも、友達を喜ばせる方が好きかと思われます。
披露宴代わりでこだわりの1.5次会をするなら、専門の会場へ
コスト的には高くなりますが、新郎新婦さんの想いをすべて叶えたいのであれば、ウエディングを専門でやっているレストランやなんとか邸みたいな会場を探された方が良いです。新郎新婦さんも二次会幹事代行屋さんもお互いが幸せになるためには。
専門の式場レベルのサービスを幹事代行屋さんに求めても、それは商売的にムリですよ。10万円くらいの予算で何度も打ち合わせをして、司会者やスタッフ派遣して、感動的な演出を・・・できるワケはないです。プランナーさんがついてくれる会場を探して、ステキな1.5次会にしてください。
二次会の専門スタッフがいる貸切レストラン&カフェバー
わざわざ、幹事代行屋さんに頼まなくても、貸切でよくウェディングパーティーをやるレストランやカフェバーなどに、二次会専門のスタッフがいるお店があります。
それらしいお店に食事をしに行って、気に行ったら、二次会ができるかどうか聞いてみましょう。もし、専門スタッフがいなくても、ノリのいい店長がいれば親身に相談に乗ってくれます。
そして、食事がてらに何度かお店に行って、店長やスタッフと仲良くなりましょう。
ここで冷静に考えます。
この時点で、お店からすれば、あなたは自分のお店で二次会をしてくれて、たくさんのお客さんを呼んでくれて、何度もお店に来てくれる大切なお客様になっています。
一回きりの幹事代行屋さんのスタッフと、どちらに二次会をお願いするのが正解なのか?考えましょう。
ちなみにお店では、司会者を用意できないとか演出がないとか問題はあるので、自分で動かなければいけないことが増えるのは覚悟で。
ワタクシの友人が行きつけのカフェバーみたいな店で、二次会をしましたが、お店のバイトスタッフに受付をしてもらったりしつつも、司会は友達に頼んで、上手く自分でプロデュースしていましたよ。
仲良しの店長にかなりムリを通したらしいですが、その分の費用はちゃんと払って安く収めたそうです。
とにかく代行屋さんはどこに頼めばいいの?
Miyako vs Danbo negotiation team / Takashi(aes256)
やっと本題に入ります。
ワタクシも何度か代行屋さんの二次会に参加してきましたが、はっきり申し上げて正解はないです。
段取りがカンペキでも、当日、バイトの司会者がヘマこいたとか、相談が1回しかできないとか、ちょっとしたことで、ネットの掲示板にむちゃくちゃ書かれたりする世界ですから。
式場とかでも同じですが、担当するスタッフによってぜんぜん違ったりするなんてことは誰もがわかっていることです。
ただ、一つ言えることは、特に何事もなく普通の二次会を代行してくれるということです。それが幹事代行屋さんの仕事ですから。
しかし、それでは納得いただけないと思いますのでワタクシも独自の調査を進めてきました。
ワタクシは大阪の某ビデオ試写室金太郎の前の小汚い雑居ビルでピッ○エレキバンみたいなシールを100枚数えて箱に詰めるという苦行を1年ほどしておりまして。
(※その話はヒマならこちらで→最初の3年でレールを踏み外した方が仕事人生面白いのか?|管理人の雑記)
その時、ちょうど近くにあった某幹事代行業者さんの社員がよく来るランチの店にワタクシも通っていました。
で、その店のスタッフからモロモロ話を聞いたのですが、ここに書けないですね!以上。
だからどこの代行屋さんなの!
DANBO NIKON AWARD WINNER / andybrannan
ワタクシの友達でウエディング関連のイベント会社を立ち上げた人がいます。メディアなんかにも取り上げられて、頑張っていたので応援していました。
男前で性格の良い彼なのですが、その会社はいつの間にか消えてしまいました。
ウエディング業界というのは、よく、花嫁の一世一代の晴れ舞台につけ込んだ893みたいな商売だと言われます。中抜き、中抜き、持ち込み料でドンみたいな。
おいしい商売だけに競争が激しい業界だとも言えると思います。
必然的に、利益至上主義ではないですが、モラルというか考え方が一般的な消費者の感覚とズレているのだと、広告料を巻き上げる関係の人達と話して思いました。性格が良ければこの業界ではやっていけないんじゃないの。。。と。
まとめ
A night for two / Takashi(aes256)
結局、正解がないという状態でワタクシも申し訳ないので、ウチはこんなに真剣にやってるぞい!はよ取材に来い!という代行屋さんを大阪限定で募集します。
ワタクシは100円で心を売るタイプですが、サイトにはウソを書かないというポリシーは大事にしていますので、ご安心いただけるかと。
結局のところは、この代行屋最悪だったとか、サイコーだったとかという「新郎新婦の主観」は、一緒に二次会を作りあげた人達との信頼関係にポイントがあるように思います。
・仲の良い友達が二次会の司会をしてくれて、一生懸命頑張った上で失敗しても、怒りの感情は湧きません。
・高い料金を払ったのに、打ち合わせはメールのやり取りを1回しただけの幹事代行業者のバイト司会者が、ちょっとスベっただけで、激しい憎悪が湧いてきます。
・何度も打ち合わせをした貸切レストランのスタッフが当日、グラスを割ってしまいました。でも、心から頭を下げて涙ながらにお詫びをされました。あなたは怒りますか?
こんな具合に、新婦さんの意気込みと混ざり合って、事件が発生しているように思います。
二次会を幹事代行屋さんにお願いする場合は、この辺をよく理解した上でお願いすることが一番大事なことではないのかなぁと。
ネットの掲示板に書かれていることを信じるよりも、実際に足を運んで見積もり依頼なんかをしながら、その辺の雰囲気を自分の肌で掴むのが近道であると思います。
ついでに近くでランチをすると、お客さんの悪口で盛り上がる人達がいたりするかも知れません。