プチギフト研究も5年目を迎え、そろそろ新しい境地を見つけようと今回はビスコを研究してみました。
きっかけは、嫁と子供がおやつにビスコを食べてるのを見てひらめいたのですが、わざわざ自作しなくてもグリコがすでにやっていました。
ちなみにこの商品を紹介するだけの記事ではないのでじっくりついてきてくだされ。
スマイルビスコでオリジナルビスコを作ってみる
というわけで、サイトはこちら→https://s-bisco.jp/
グリコさんが公式にオリジナルチロルチョコのノリで始めたサービスのようです。2013年に開始したそうですが、ワタクシは知りませんでした。
同じ様なサービスがすでにあるので話題性に乏しかったようです。
といっても、サービス自体はよくできていて、ウェブ上で写真をアップして、カンタンにオリジナルビスコができてしまいます。
文字はビスコフォントになるので、雰囲気も良く出ています。
ちなみにお値段は20袋入りで税込2,530円。1袋126円というところでしょうか。この値段であればプチギフトには使えそうです。通常はビスコが5個入った袋が3袋入って1箱100円のがよくみるやつです。↓
とりあえず作ってみる
やってみなはれ!の精神でとりあえずワタクシもスマイルビスコ作りにチャレンジしてみました。
本日のゲストはこの方↓
いつもの素材集のお兄さんです。今回は、こちらの方をテツヤさん(仮名)として、オリジナルビスコ作りにチャレンジします。
スマイルビスコサイトに写真をアップロードする
写真をアップして文字を入れるとカンタンにオリジナルビスコのできあがりです。
背景をサイト上で消すこともできるのですが、仕上がりが少し雑になるので、ワタクシは先に背景を消してテツヤさんを顔だけにしておきました。
人物の背景を消す方法はコマ撮りムービーの作り方①|フォトショップの無料体験版をダウンロードする←この連載記事を参考にしてください。
できあがったビスコをカートに入れて終了
黄色い枠のデザインがいろいろ選べるのですが、ここは無難なハッピーウエディングを選択して終了。
画像の編集時間を入れてもわずか10分もあれば完成。よければ、カートに入れて注文すればよいのデス。
これでいいのか?
普通であれば、これで2週間後にはこのテツヤビスコが送られてきます。それをプチギフトにすればいいでしょう。
しかし、
ワタクシはこの程度で満足する男ではありません。
常に自分の限界に挑戦してこそ生きていると胸を張っていえるのです。あなたは生きていますか?
ビスコの箱を自作する
このオリジナルビスコ、袋はオリジナルになるのですが、箱はオリジナルになりません。ワタクシはこれじゃ納得できない!
というわけで、さっそく近所のスーパー玉出に出かけてビスコを購入。100円の出費。
今回はこの箱をテツヤバージョンとして自作します。ちなみに裏はこんな感じ↓
くるりんぱの意味がよくわからないのですが・・・ダチョウ倶楽部の竜ちゃんのギャグだった気がします。
ビスコの箱を分解する
さっそく箱を分解。ワタクシの予想通りA4サイズに収まる大きさ。家のプリンタで印刷できるのです。
先に言っておきますが、今これを読んでいるあなたも作るのですよ。
箱の大きさを測って型取りする
ここからは、高能力者の仕事になるので見ているだけで大丈夫です。
イラストレーターというソフトを使って、ビスコの箱を型取りしていきます。ワタクシは南斗六聖拳の一人ですのでこんなことができてしまいます。
型に色をつけて、デザイン
でけた型に色を塗っていきます。のりしろ部分は白くしてわかりやすく。
その上に、ビスコの箱風デザインをしていきます。パクってないですよ。オリジナル。
ワタクシは神経の細い人間ですので、細かいディティールにこだわります。
今回は、サイコーというブランド新たに立ち上げました。
冗談というのは、徹底的にやらなければなりません。中途半端な仕事は遊びといいます。
アレルギーと原材料表示欄は空欄にしておきました。ちょっと項目を間違えた気がしますがいいとしましょう。
これで、アレンジが効くと思われます。
テツヤさん(仮名)バージョンとしてプリントする
とりあえず、テツヤバージョンとして、左端の原材料表示、真ん中のアレルギー関係のデータを入れてプリントアウトします。
裏面は体力の限界を感じたため、ゲストへのメッセージ欄にして手を抜きました。新婦の顔でもよかったかな?
コピー用の普通紙だと発色がよくないので、今回は、写真用の光沢のあるA4の紙に印刷。一枚10円くらいです。
プリントした紙を枠に沿って切っていきます。なんだか最近、こんなことばかりしている気がします。
折り目をつけて組立開始。キレイに折れていますが、これは裏側からカッターで折り目をつけてあげました。厚手の紙だとこの作業をサボるとうまく折れないと思います。
仮組み立てが完了したら、白い部分にノリなり木工用ボンドなりをつけて貼り合わせます。きっちり折り目をつけてあげておくと失敗はありません。
ちなみにあけくちのところに破線があるので、そこをミシン目カッター↓でなぞってあげるとカンペキです。
コイツでなぞれば、ミシン目がつきます。これが、プロフェッショナルのこだわりです。
中にビスコ袋を詰めて完成
でけた箱に上からビスコを詰めていきます。本来はこの中にスマイルビスコで発注したモノが入るワケです。
今回は、とりあえず、さっきバラした通常版ビスコを詰めていきます。
上のフタものり付けして、ほい。完成。なんでワタクシはこんなことをしているのでしょうか?
ホンモノと比較してみる
完成した作品に思わずウットリしながら、見比べてみる。肝心のビスコの文字が、やっぱりイマイチな仕上がりではあるけど、まあ許容範囲と思われる。
今回は、テツヤの部分はキルゴという無料フォントを使ってみた。ビスコフォントはスマイルビスコのウェブ上では使えるのだけど、ダウンロードはできないのであります。グリコはんなんとかなりまへんか?
※TTFファイルってのをダウンロードして、コントロールパネルを開き、フォントフォルダを表示して、その中にダウンロードしたTTFファイルをブチ込んでくだされ。
ちなみに左下にカルシウム・ビタミン強化という文字があるので、ここに、下半身強化とか適当なネタを仕込みたい人はどうぞ。
箱の上部分。下ネタ以外のいいアイデアが浮かばなかったので無難な幸福感を選択。意味はわかんないけど、雰囲気が出たのだ。
こだわった横部分。テツヤさん(仮名)のパーソナルなデータを表示。
底部分。賞味期限の欄を作るのを忘れていたけどまぁいいか。ここには新居の電話番号を表示する仕様にしておいた。
横逆サイド。ちょっと印刷が薄くなってしまったので、元データは修正をかけておいた。たぶん、印刷の具合によっても変わってくると思われる。
中身は適当なネタを仕込むと良いと思われる。ここは新居の住所を書いておく仕様。
こんな感じで並べても違和感のないデキで作業終了。
プチギフト化計画
・この箱にスマイルビスコで発注したビスコを3つ入れて完成品とすると、126円×3袋=378円+自作パッケージ制作代となる。・・・予算オーバー
・普通のビスコを買ってきて、自作パッケージに詰めると、110円(3袋)+パッケージ制作代。・・・許容範囲だが時間がかかる
なんとも言えない感じではあるけど、1箱か2箱自作パッケージを作って、ビンゴの景品にして、後はスマイルビスコ袋をプチギフトって感じでええのではないでしょうか?
幹事さんが、作る場合は新郎新婦の2パターンを3箱ずつ作ってみんなに裏に寄せ書きなんかでキレイなネタになりそうです。
まとめ
そんなこんなで、作業終了。
ここで、あらためて考えてみると、このウケ狙いのデータを配布したらグリコさんから怒られるのではないか?という不安がよぎる。
いや、待て、サイトの紹介もしたし、パッケージ自作しても中身は買わなきゃいけないから大丈夫でしょ?とも。
それ以前に、この記事自体怒られるんじゃなかろうか???
データがどうしてもほしい人はツイッターにでも連絡ください。考えるのに疲れました。
ビスコ愛を叫ぶ
とにかく、ワタクシはビスコを愛しています。ワタクシはビスコを食べて大きくなりました。今は、娘に食べさせています。
今回は、あくまで、一ファンとしてビスコを二次会のプチギフトとして使う企画を紹介しています。記事を作るのに1日かかりました。大目に見てください。