ムービー編集

「ハッピープロジェクト」撮影の仕方

投稿日:2015年7月1日 更新日:

ハッピープロジェクトを撮影中の皆さまへ

happywedding

こんにちは。

突然、ワケのわからない撮影依頼をされて困り果てておられることと思います。

ここでは、そんな皆さまのために、具体的な撮影方法のアドバイスをします。

そこまでやんなきゃいけないの?と不思議に思われている方もいるかも知れませんが、撮影の時に三脚を使うだけでも、かなり出来栄えが変わってきます。

ステキな映像で新郎新婦に喜んでもらうために、少しだけ協力してください。


スポンサーリンク


必要なモノ

スマホもしくはデジタルビデオカメラ

iphone

さて、依頼にもあったと思いますが、撮影機材は皆さんがお持ちのiphoneを使ってください。エクスペリアとか他のスマホでもOKですが、iphone5以上をお持ちの方がいればそっちを使ってください。なるべく同じ端末を使った方が編集の時に問題が発生しにくいからであります。

もちろん、4K画像が撮影できるデジタルビデオカメラなんかをお持ちの方は、そっちでも良いです。その場合、映像のアスペクト比は16:9にしてください。画面サイズは1920×1080もしくはそれ以上のサイズを選択してください。フルHDとかになっていればOKです。

三脚&スマホ固定ホルダー

三脚は誰かお持ちの方がいなければ、安いので買っちゃってください。ビデオ撮影用の足の長いやつです。千円で売ってます。

↓コレは、三脚とスマホ固定ホルダーがセットになったやつです。両方なければ、こいつを買いましょう。

スマホ固定ホルダーとは、三脚にスマホを横向きに固定するためのホルダーです。スマホをサンドイッチのように挟んで固定してくれます。

Zacro スマートフォンホルダー iPhone用三脚スタンド 三脚・一脚用アダプター 360°回転可能

こいつも安いので、三脚をすでにお持ちの方は何も考えずに買ってください。運動会なんかにも必ず活躍してくれます。

台車

アイリスプラザ 台車 スチール 150kg PH1504

コレです。何に使うかといえば、コレに撮影する人が乗って、三脚とスマホを置いて撮影するのであります。

もし、台車がなければ、同じような目的を達成できそうなモノであればなんでも良いです。

さっそくお手本を再度確認

さて、お手本に映っているように、今からこんな感じの映像を撮影していきます。最後に撮影隊の様子も映っているのでシッカリ確認しましょう。

まずは、お手本を参考にどこで誰を撮るか?イメージを膨らませます。

基本的に、皆さんが前に向かって歩きながらパフォーマンスをしていることに気がついた思いますが、こんな感じの映像を撮影するために台車を用意したワケです。

中には、三脚で撮影場所を固定したまま撮影している映像もありましたので、モチロンそっちのイメージで撮影するのもアリです。

基本的な撮影方法

ハッピー撮影隊

上の様子が撮影隊の全容です。

三脚は映っていませんが、たぶん、この様子を映すために台車から降ろしたのだと思います。

盛り上げ役が必要かどうかは、判断が分かれるところではありますが、プロフェッショナルな仕事をするためには必要なのだと思います。動きがやはりとても良いです。

それはさておきここで重要なのは、誘導役です。街中で撮影する時は特にアブナイので迷惑にならないように気をつけましょう。事故とかしたら、ハッピーでもなんでもなくなってしまいます。周囲にひたすら頭を下げながら、気を配れる人が適任です。

撮影者は、台車から落ちないように膝を落として乗りましょう。三脚を置くスペースがなければ、足をまとめて一脚にしてしまえばよいです。

撮影の注意点

happy2

特に難しいことをする必要はないですが、ズームを使わないようにしましょう。台車を使わずズームで動きをつけたくなりますが、どうしても映像が素人臭くなります。

カメラを左右に激しく動かしたりするのもガッカリです。三脚に固定したまま微調整くらいでOKです。カメラを動かしすぎると観ている人が酔います。お父さんが撮った運動会のビデオを思い出しましょう。

撮影は、手ブレとの戦いです。最近のカメラは手ブレ補正機能が良くなってきているので、昔ほどではありませんが、とにかく、三脚で固定してブレない人になってください。

そして、一番重要と言い切れるのは、照明です。照明機材をお持ちの方は少ないと思うので、とにかく、天気の良い日中の明るい時間帯に撮影してください。

太陽が真上にある正午頃に撮影するだけで、なんだかハッピーな映像が撮れます。逆光を気にする必要もありません。一番カンタンに良い映像を撮るコツです。

ハッピーな様子を撮影するために

happy

三脚も用意して真昼間に撮影ができても、撮影される人が緊張して動きがおかしければ、残念な映像になってしまいます。お手本でも何人か少し動きがぎこちない人がいたのがわかったと思います。

カメラ慣れしていない普通の人は、基本的に動きがロボットのようになってしまいます。動きがおかしくなくても、顔つきが仁侠映画に出てくるようなシリアスな表情になっていたりします。

せっかくのお祝いビデオですので、自然な動きの笑顔な表情を撮影することに挑戦しましょう。

といっても、緊張している人に緊張するな!と命令しても逆効果になるだけなので、自然に笑顔にするコツを伝授します。

①撮影していないと思わせる 撮影者がカメラを見ずに撮影していない雰囲気を装います。そのまま、適当に撮影される人にちょっと練習してみて~と雑談でもしながら自然な表情を狙います。カメラチェックだといって撮影してしまう方法もよく使います。

②みんなで踊る 街中で普通の人が一人で踊ることはハードルが高いです。撮影する人もみんなで一緒に踊りましょう。

③笑わせる  上の撮影隊の中にも盛り上げ役がいましたが、どうしても表情がカタイ場合なんかは、笑わせるしかないです。

④OKを出して安心させる 撮影される人は、撮影が終わった安堵感から、とても良い表情になります。カメラを止めたフリをして、そのまま撮影を続行します。

経験上、一番最初に撮った映像が一番良く撮れているモノです。まずは、カメラチェックだといって撮影される人に練習だと思わせて適当にふざけた感じで踊ってもらいましょう。それでよければ撮影は終了です。何度も同じカットを撮ろうとすると、テイクを重ねるごとに顔が疲れてきますので、良い表情が撮れないものです。

まとめ

iphone2

いろいろ注文を出してしまって、なんだかメンドクサイと思わせてしまったらごめんなさい。

たぶん一番苦労しているのは、このハッピープロジェクトをやると言い出した幹事さんなので、ぜひ協力してあげてください。編集するのにも、とても時間がかかります。

撮影については、案外楽しいものですので、事故や人様に迷惑をかけたりしないように配慮して、思いっきり楽しんでもらえればと思います。

やり始めると、映画監督になった気分でとても楽しいものです。ついつい、カッコイイ映像を撮りたくなったりするものですが、このプロジェクトで一番大切なのは、新郎新婦が結婚して、ワタクシ達もハッピーだよ!とお祝いすることです。

頑張って撮影した映像を観て喜んでくれる新郎新婦を思い浮かべて、ぜひ、ステキなムービーを作ってください。

-ムービー編集

Copyright© 二次会を頼まれたら!結婚式二次会幹事道 , 2024 All Rights Reserved.